日時 :2017年06月04日
目的 :ハイキング
山域 :奈良県・大峰山系・釈迦ヶ岳
メンバ:父親、私
紀伊半島の山域は、他の地域の比べて山深く昔から修験道の聖地となっています。
大峰山系は、中学校の林間でよく登りました。今回久しぶりに登りましたが気分が良くなります。奈良県十津川村から入山する釈迦ヶ岳への尾根ルートは非常に歩きやすく家族づれ、高齢者が多く、とても楽しめる山です。往復約10km程でした。
膝が痛いという父親を先頭に歩き始めました。しかし、結構速く良いペースで進み2時間程で釈迦ヶ岳頂上です。あまり体力も消費せず無理もないコースなので父親を気遣う必要もなく、やや落ち着いたものになりました。頂上にはお釈迦様がいますので拝みました。また、ピラミット型の山頂の為、展望がよく紀伊半島が一望できるということで人気のルートです。天候もカラッとして澄み切っていましたので眺めがよかったです。
世界遺産 修験道「大峯奥駈道」は別のルートですが、神聖な岩が多いです。釈迦ヶ岳と大日岳の間のコルまで行きましたが、これから先はクライミング技術がやや必要なので、ここで引き返すことにしました。帰り際、母親の為に深仙小屋の四天岩から染み出る香精水と呼ばれる神聖な水を汲み、下山しました。香精水は万病に効く、ということで大切に持って帰りました。
停滞前線は南下しているということは大陸の気候が強いということです。そのため、カラッとすることは予測できます。この地域は本来湿っぽく雨が多いところですが、珍しくカラッとしたのはとても運が良かったと思っています。
とても気持ちの良い登山でした。