日時 :2017年06月09日
目的 :ハイキング
山域 :山梨県・奥多摩・乾徳山
メンバ:私(ソロ)
乾徳山登山口バス停(7:10)→国師ヶ原(9:00)→乾徳山山頂(10:45)→乾徳山登山口バス停(13:20)
当初、高所トレーニングのため富士山に行こうと思っていました。しかし、「上空に寒気が入ってくる」のと「高気圧の淵に当たること」から、富士山はあまり良くありません(テレビの天気予報では良いイメージですが当てにならない)。よって、近場でゆっくり楽しめる乾徳山に変えました。それでも、寒気の強さによっては荒れるはずです。奥秩父の前衛として、特徴ある山です。
この時期の天気の怖さは、予測不可能な集中的な豪雨です。低気圧や前線が通過する悪天候は事前にわかりますので入山しません。しかし、上空の寒気流入によって、地上と上空の寒暖差が大きくなると、突然積乱雲が発生して怖いカミナリと豪雨になります。よって、出発前の「地上の気温と湿度」、上空の寒気具合を考慮して登山をする必要があります。
出発前、思ったほど気温が高くなかったので、ある程度寒気が流入しても大きな天候変化はないと判断して登りました。もしあるとすれば午後からです。
やや湿度が高いもののとても歩きやすく、自然を堪能できるコースです。高低差は1,200M程(乾徳山標高は2,031M)ですが、足場がしっかりしているので苦痛はありません。国師ヶ原から緑が綺麗で山らしい風情が見られます。山頂付近を少しばかり岩場を登ります。鎖場ですが、鎖を使わず登ったりしました。山頂の西側は切り立った岩稜ですが、懸垂下降してちょっとしたアルパインを楽しめそうな感じです。幾つかハーケンがありました。
雪山のような緊張感が続くようなこともなく、やや落ち着いたコースでとても楽しめました。