日時:2016年11月12日
目的:プチアルパイン練習
山行:西上洲・裏妙義山縦走
:Y氏、中辻
三つ峠やジムトレをした後、それらを総合的にトレーニングするための山行。 特に、アルパインの基礎練習、スタカット及びコンテニュアンス」でのブレイを十 分行い、安全かつスピーディに鎖場を通過する練習した。山行(山登り)は必ず目的を持つ(何を身に着けたい山行なのか、何を気付きたいのか)そうでないと幾ら登山経験をしても上達しない。 地形図(一般の地図ではなく)で練習することが大切。アルパインは登山道のないところであるから、地形図の読み取りが非常に重要。読図の大きな目的は2つ。
・現在位置の確認
・今後、どのような行動になるのかの現地予測
(危険地帯の予測、休憩場所、懸垂下降等のロープの必要性、ビバーク場所
、行動時間)など計画時ではわからなかったことを更新していく。
鎖場がある場合、デージーチェーンを鎖に掛けると安全性が増すが、扱いが難しい場合があるので臨機応変に対応する。デージーチェーンに掛けるカラビナは少し大きめであれば便利
登りに心拍数160を超えないような歩き方をすれば、下山時かなり体力に余裕がでる。
天気等の予測は大切で、現地でも確認しながら、今後の予測をする。但し、天気予報はあくまでも下界でのはなしなので、天気図から山岳気象の判断できるようになるとベスト。
クライミングジムや三つ峠の練習ではなかった自然の要素があるので、安全かつスピードの難しさを知る。ロープの裁き、確保方法、行動食、寒さ/暑さ等で判断と決断が必要になる。