チャレンジ、とは結局どこから来るのか?
日頃から体力トレーニングして近場の岩場でクライミング等の練習して、それも怖いので、また、少し強度の高いトレーニングをする。
ところが、最近、僕がトレーニングだと思っていることが、他人からチャレンジだなぁ、と言ってくる人がいる。
一方、…
そうではなく、年1回程度しか山登りをしていないのに、ジャンダルム(穂高周辺)に行きたがったり、北鎌へ行ったりする。
そういう人をチャレンジというのか、無謀というのかわからないが、生きて帰ってくればそれなりの収穫もあるだろう。
ビジネスで例えると、
前者が、ビジネススクールに行き、友人を見つけ、ビジネスプランを作り、簡単に小さなビジネスを試しながら、起業していくスタイル。
後者は、突発的に会社を辞め、急に転職やビジネスを興そうとするスタイル。
それぞれ特性を考えると、
前者は長期的な習得を条件とするから、真の情熱がなければならない。多くの余暇の時間を登山やクライミングに費やすだけの情熱。
後者は色々なことに時間を費やすから多様な考え方が必要だ。時に、余暇の大半を登山に使うのではなく、友人と飲みに行ったり、海に行ったり、温泉に行ったりすることも大切、と考えている。そういう人が気まぐれであるとき山に行きたい、と思うと、突発的に行くことになる。
デメリットは、
前者は学習を重視しているから、一歩前に進むことに恐怖を感じる。それを乗り越えればいいのだが、なかなか難しい。
後者は、死んでしまうリスクが高い。それですべての学びは消え去る。
つまり、チャレンジ、とは結局どこから来るのか?
前者の原動力は何と言っても学習欲だ。だから、山登りをしてわからないことに出会えば、すごく楽しい。別に、高尾山でも何か新しいことに気づけば、それで十分楽しい。
後者の原動力は体験欲だ。だから、どこに行ったのかが大切で難しいところに行きたがる。高尾山よりジャンダルムにはよい経験があると思っているから。