東京・高尾山の笑いと優しさ

今日も不思議だった。

友人と今週は富士山の予定だったが、この天気なら冬山経験がなければ低体温症になってしまうので中止。多分、風が強かったと思う。

そんなわけで、本と映画でゆっくりし、今日、日曜日はやや雨の中、高尾北尾根。

いつものように30キロ位の重さにして、歩く。2時間だった頃、髪の毛をアップにした巫女さん服の人に出逢う。明らかに、綿の服なので、雨では大変だったと思い大丈夫かな、と良く見ると、

おじ様だった。

ま、ダイバーシティだから、いいのだが、その巫女さんを過ぎて、一瞬、何かの幽霊ではないか、と思って振り返って見ると、もう僕のうしろにはいなかった。

歩きながら、思う。
確かに、山の中では不思議なことを経験する。疲れによる自分の幻想だと思うが、しかし、とうとう、おじ様の巫女さんを幻想するようになってしまったのか? そうなら、僕の想像力はかなりのどころまできている。

それとも、僕が現世から、巫女の世界に迷い込んだのか?そうなら、下山しても抜け出せぬかもしれない。

どうなることやら。