富士山・富士宮ルート(高所トレーニング)

日時 :2017年06月17日
目的 :高所トレーニング
山域 :富士山・富士宮ルート
メンバ:私(ソロ)
富士宮5合目口(2:10)→山頂大社(8:15)→日本最高峰(8:45)→富士宮5合目(12:10)

下山時、軽い高山病になり辛い登山でした。

2日程前まで天候予測は悪かったので、もう少し北の方へ行こうと思っていました。しかし、前日に天気図を観ると、梅雨前線が南下、さらに、寒気の流入も少ないことから、富士山はかなり晴れる、と予測しましたので急遽富士山にいくことにしました。富士山登山の目的は、高所トレーニングです。

深夜、八王子を出発して3時間程で富士宮5合目口に到着します。登山口で2400mありますので少し息苦しさを感じました。それから、ゆっくり登ってきます。天候がいいのか、星空が綺麗です。結構寒く風も強く気温7度でした。フリースとウインドブレイカを着ています。高度を上げるに従い、かなり辛くなってきます。

登山自体は単調で面白味がありませんが、周りの景色はとてもいい感じです。山頂手前にまだ雪渓が残っており、早朝だとまだアイゼンが必要です。この時期には珍しく滑落すると危険な状態でした。足元をしっかり見ながら進みます。

最高峰の山頂まで息を切らしながらゆっくりと登りました。山頂で八ヶ岳にお会いした方に出会い握手をして少し良いお話をさせていただきました。お鉢めぐりは出来る状態ではなく、さっさと下山しました。お鉢内にはアイスクライミングができるところがある、と聞きました。GWに登れるようです(写真)。10時頃になると多くの登山者が登って来られます。出発時に考えられない程暑く直射日光なので、気温差でも堪えると思います。

下山時、少しづつ頭が痛くなってきます。僕の高山病の始まりです。まぁそのためのトレーニング言っても過言ではないですが。それから、富士宮5合目口で吐き気を催し、何とか車で仮眠をとり気分が良くなってきました。北岳や穂高では高山病になってことはありませんが、富士山は時折このような高山病になってしまいます。

感想
久しぶりの3000m越えです。2年前父親と穂高岳に行って以来で、それから酷い腰痛になってから体が鈍ってしまったようです。冬もアイスクライミングでしたので高所慣れはしてなかったのです。そんなわけで高所トレーニングをしておく必要があるので今回行いましたが、やはり辛いものになりました。
富士宮ルートは山頂まで最も近いルートですが、なんとも登山道が岩場ばかりで下山時辛くなります。

もう一回位登れば、大分高所に慣れて他の地域を楽に登れるようになると思っています。

でも、富士山はやはり静岡側が好きです。海からの空気が見事な雲海を見せてくれます。