富士山・吉田ルート(職場先輩とご一緒)

日時 :2017年07月08日
目的 :職場先輩の引率
山域 :富士山・吉田ルート
メンバ:職場の先輩2名、私

富士宮5合目口(0:20)→山頂大社(7:20)→富士宮5合目(13:20)

職場の先輩と富士山へ。
殆んど登山経験の無い2名ですが、富士山に行きたい、ということでご一緒させていただきました。私自身も高所トレーニングにもなります。前回は富士宮ルートですが、登山経験の無い方には下山が苦しくお勧めできません。一方、吉田ルートもその手軽さから登山者が多く、とんでもなく混雑しますが、下山時は砂利なので少し歩きやすくなります。転倒しても怪我のリスクは小さくなりますので、マイカー規制前の週末に計画しました。

前もって駐車場は満杯になるだろうと思って、東京を21:30に出発しましたが、それで満車でした。偶然一台が出られるということで何とか入れました。ギリギリの時間だったと思います。

40分程高度順応してから0:20に出発します。夜空は綺麗でとても快適な登山です。ゆっくり、進みます。単調な登山道なので面白くないですが、大勢の登山者に会います。下から見上げる山小屋の明かりは綺麗です。山登りをほとんとしない2名ですが、順調です。時折、ペースを下げるようにお願いして、ゆっくり、ゆっくりと何度もお願いしました。

とにかく、登りを急ぐと帰りが辛くなります。しかし、大半の人は体調の良い登りを頑張りすぎるので、それを抑制しながら進みます。8合目付近でご来光と向かえ7時過ぎ山頂大社に到着です。山頂大社で写真とお守りを買った後、まだ、お鉢めぐりはできませんので、ここで下山です。

下山時、登り、順調だった先輩1名が極端に遅くなり、疲労でゆっくりの下山になりました。よくあることです。実は下山の方の筋力は衝撃加重になりますから、普段使わない動作が多くなります。そうすると疲労が激しくなります。山頂付近の下山は急なのでリュックを持ちました。少し早くなりました。8合目からやや緩やかになりますので、先輩のご意向も含めて返却しました。

それでも遅かったのですが、順調です。登った以上、安全に降りないといけません。

ただ、7合目付近から今度が私自身が、「高山病」の始まります。私はどうも遅れてくるのか、下山時に来るのかわかりませんが、前回同様、頭痛と吐き気が始まりました。体力や疲労は殆んどありませんが今回は前回の6月の富士登山より酷いです。早めに下山したいのですが、しかし、先輩の一人は下山スピードが遅いです。

本来チームがバラバラになってはいけないし、私がリーダーですから先に下山するわけにいきません。しかし、少し我慢していましたが吐き気が酷く困りました。可能な限り、彼ら観える範囲で少し先に進む程度で下降することにしました。まぁ他の山では許されませんが、殆んど道間違いがない登山道での決断です。

下山後、頭痛と吐き気は残っています。車に乗ってから少しづつ回復してきました。

またもや、高山病です。なかなか順応してくれません。富士山以外で高山病になったことはありませんが医療関係者に話してみると体質ではないか、ということです。しかし、人間は慣れますから、もう少し順応しても良さそうです。いろいろ細かい反省点はありますが、やはり高山病の軽減は研究課題の一つになりました。

疲労状態の先輩も、駐車場に近づくにつれ元気になって、無事に下山することが出来ました。お二人も、疲れたようですが、何とか達成感を味合ったようです。