神奈川県・丹沢・蛭ヶ岳(トレラン)

 

日時 :2017年12月02日
目的 :体力トレーニング・トレラン
場所 :神奈川県・丹沢・蛭ヶ岳

黍殻山登山口ゲート(8:10)-姫次(10:10)-蛭ヶ岳(11:20)-黍殻山登山口ゲート(14:10)

天気予報ではかなり晴れるはずですが、山はあまりよくなく山頂への稜線は少し荒れていました。
山が恐ろしいと思うのは、丹沢の低山でもこんな具合です。

何度も書きますけど、天気予報はあくまでも下界に合わせた予報です。山では異なりますので十分天気図等から分析をしておく必要があります。
冬季でのポイントは高気圧です。低気圧や爆弾冬型となれば山に入らないので予測が間違えることは少ないからです。通常高気圧に覆われれば「晴れ」でしょうが、冬の山では異なります。数千Mの山と地上では状況が異なるのです。夏であればかなり予測できる天候でも冬場は地上と大きく異なります。よって、高気圧の勢力や、高気圧の位置が大切になってきます。もし、山で高気圧の淵に係れば天候が荒れる可能性が高くなります。これは僕の経験ですが、高気圧の淵は水蒸気の流入や隠れた低気圧、前線があるように思えます。これは地上の天気予報では不可能です。今回もそうでした。丹沢でも荒れるくらいですから地上天気予報はいかにあてにならないか、よく考えておく必要があります。

さて、久しぶりのトレランです。荷物は普通のトレラン者よりは多く、ビバークセットや防寒対策は冬山登山者と同じです。
まぁ、トレランといっても極端に遅いです。黍殻山登山口ゲートから林道を走ります。20分程度で登山道に入ります。その後、一気に高度を上げますが登山道は歩きやすいです。尾根にでれは丹沢の自然道となっており、ここは幅の広い登山道です。姫次から蛭ヶ岳までは登山らしいですが、整備された階段も多く軽く走るにはよいコースです。山頂への稜線から風が強く寒かったです。それでも走ってきたので、上着を着ずに走り抜けます。山頂小屋で写真をとってから一気に下山しようと思いましたが、さすがにトレランも疲れますから、普通の登山者的スピードで下山となりました。

丹沢はトレーニングとしては良い山です。車で45分程でアプローチでき1500m以上あります。

山を走ることも気分のよいものになりました。