クライミング・ジムでも怪我をする

ジムで、内股を強打してしまい、帰りの車内で手当てしています。お造りに氷があったので内股に入れて社員証の紐で止めています。あるもので帰宅までに手当てです。

応急手当は、あるもので代用するのが基本ですが、打撲や外傷も早めの処置が大切です。






八ヶ岳・南沢大滝小滝(アイスクライミングの練習)

日時 :2019年03月17日
目的 :アイスクライミングの練習
山域 :八ヶ岳・南沢大滝小滝
メンバ:私、Nくん

アイスクライミングは若い人が増えてきている。 日本の中で、そんなアクティビティは少ないから、いいことかな。ボルダリングから初めてアイスクライミングをす る、というストーリは現代的か。

大滝に4組入ったので、時間稼ぎに小滝で練習。一か所だけルートが開いていたので、サーとリードでしてロープを張 る。 Nくんは、初アイスで「湯川の6級-位」を登っているので、小滝は優しく感じたようで3回程登る。湯川では、誰も登 っていないところを登ったので、アックスの不安感が半端なかったが、小滝はあまりにも登っているようで、ガバガ バ。 クライミングの基本ムーブである対角動作を教えると、どこかのプロクライマーのようにかっこよく登りだした。

時 間があるので、V字スレット(アバラコフ)の練習とその強度の確認、どの程度であれば懸垂できるのか、実験をし てみる。 そのまま、大滝へ移動したが、さらに人数が増え、開いているルートも、登る準備をしているグループが2組。これで はダメなので、もう止めにした。高いが、相変わらず、ガバガバなので難しくなさそう。雪も増えてきたのでちょう どいい。美濃戸でコーヒーを飲んで帰る。

①対角動作
②アバラコフ
③スクリューの使い方

などよい練習ができた。









無暗な筋トレは不要どころか弊害が大きいと思う

個人的な見解で科学的根拠はないが、 無暗な筋トレは不要どころか弊害が大きいと思っている。

登山は生涯スポーツで、長く健康に続けたいと思っている。クライミングは登山のトレーニングの一つであるから、まぁ、無理な動きをしない程度で、ジムグレードで4級+~3級-をワイワイ言いながら登ればいいと思っている。

しかし、グレードを極度に追い続けていると、怪我をする。これは例外ではなく、手の腱から腰に掛けて怪我をすることが多いようである。30代位までなら、回復もよくいいのが、年を重ねるうちに、自分の気持ちを変えていかなければならないように思えている。 どんなスポーツも少しづつ上達して長く続ければ、必ず上手くなる。 その気持を切り替える必要があるのは、無暗行う筋トレだと思っている。

図を観てほしい。もし、手を使ってパワーを出すとき上腕のA力が縮み、B力が伸びる(単純な表現で)。 しかし、それがうまく行われず、A:10/B:10となってしまうと外部へのパワーが薄れる。逆に女性でもA:5/B:1のようにそれぞれの筋肉の動きを連動よく行えれば、無暗に筋肉を鍛えている男性よりパワーがでる。 このA/Bの筋肉が同時に縮むことを、共縮、という。もし、A/Bが大きく、共縮が同時におこってしまうと、骨格/筋を痛めてしまうのは自明。

この共縮を防ぐには、
①リラックス
②神経の連動性の向上が欠かせない。

しかし、顔をしかめる程の筋トレは、筋肉が緊張し合うトレーニングをしていることになるので、全身の共縮を起こすトレーニングをしていることになる。これが、僕が思う筋トレ問題の理屈の一つ。 あまりにも大きな筋肉を持ってもそれをコントロールできない神経の連動性がなければ、危険極まりない。軽トラにトラックのエンジンを積んているのと同じで、そのうち、最も弱い部位に怪我を起こすことになる。 男性は筋肉がつきやすいので、何かあれば筋トレをしてしまう。若いうちはいいと思う。しかし、本当に年齢を重ねていくと、ヘルニアや狭窄症へ助長していくのではないかと個人的には思っている。

 

仕事のことを考えるなんって可笑しくない?

 昔、登山中に、「仕事のことを考えるなんって可笑しくない」と言われたことがある。

普通の人から見れば、趣味と仕事は分離して「仕事は嫌なもの」と感じているかもしれない。 しかし、仕事をいい加減にして、趣味に没頭していることが正しいのか? やはり違う、誰でもそう思うはず。長期的に観れば、仕事も失い、結局趣味に没頭できる経済的余裕もなくなってくる。 

僕は、仕事は嫌いではない。仕事を通じてしか人は成長しない、と思っているから、仕事のことを考えるのは楽しい。「なぜ、その事業が上手くいかないのか」「管理会計の不備があるから、○○○の対応を提案しよう」などである。 それは、趣味の世界でも通用する。なぜ、女性の力でもアイスクライミングが上手く登れるのか? 天気の勉強していくと、なぜ冬山では地形によって風の方向がある程度決まっているのか、とか・・・。 – そうしていると、 登山中でも同じ前頭葉を使っているのだから、突然、仕事のことでも「○○○」の解決策があるのかもしれない、と思いつく。

 僕はいつも思うのは、「相互価値共有」である。 – 仕事-趣味の間で相互価値共有できることがある。 例えば、集団で登山をするならリーダーシップ力はビジネス社会より以上の高度なリーダーシップ力が必要となる場合がある。 ロープワークを思えるのはいいのだが、実際命に関わるのだから何度も練習し習得しようとする。そうすると何か学ぶことへのPDCAの回し方が上手くなってくる。そのセンスは仕事でも十分役立つ。 

一方、仕事での文章力やコミュニケーション力は、登山でも役立つ。仕事で受けた研修の学びは、仲間への気遣いに役立つ。 つまり「相互価値共有」を高めていけば、同時に自分自身の仕事に対する生産性が高まっていく。趣味と仕事を分離してしまうのはあまりにも惜しい。
ただ、そうやって考えると、パチンコやギャンブルの趣味はこの「相互価値共有」が小さいことが分かるから、あまり手を出すことはしない方がいいと思う。

いずれにせよ、 趣味と仕事は分離してしまうと、趣味も続かない。うまく「相互価値共有」をして趣味も仕事も成長していきたいもの。

にゃー

しらすは大好きです。山登りには最適な大きさで便利がいい。ローソンもなかなかやるな、と感心する。山で食べるとシーチキンとしらすのコラボがいい。 また、買おうと今ローソンに行ったら、あることに気づく、、、(笑)

プロのクライマーが騒ぎ立てているが・・・

なんだか、プロのクライマーが騒ぎ立てているが、 日本の岩に傷を着けたくらいでどんな罪になるのだろうか? そもそも、岩場の大部分は、地権者がおり、利用には許可がいる。 利用禁止となった岩場で無視して登るクライマーや、たばこを投げ 捨てるクライマーも多く見てきたが、そういうクライマーに対して もっと騒ぎ立てているべきであろう。

御岳などに行くと、喫煙者の煙で気分のよい森林浴も台無し・・・。 岩場付近の道路で歩いてタバコを吸ったなら、東京都青梅市の条例違反で確実に罪に問えるのに、ほとんど罪に問えないチッピングの方で騒ぎ立てる理由が 分からない。 結局のところ、自分たちが登る「課題」が変わることへの心情であ って、自分に降りかかって初めて、騒ぎ立てるプロクライマーに違和感を覚える。 天然記念物に傷を着ければ、罪を問えるが、しかし、そういう岩は クライミングはできない。

もし、普通の岩に傷を着けることに罪を問えるなら、そもそも、白 いチョークでペイントしていることは罪にならないのか? 本当の問題は、自分が正しい、と思うことである。 万が一、チッピング行為をしている人を見つけて、その人を悪人だ と思って暴言や暴力を起こさないか、心配している。



雪上のトレラン技術

雪上のトレランは結構いい面があることがわかった。

①靴が軽く足首が固定されないので、うまく雪面をとらえられる。
②荷物が最適化され、軽くバランスが崩れることが少ない。
③登りは、コースタイムの半分くらいなので、山にいる時間を短くできる。

まぁ、靴がどろどろびしょびしょになるし、軽アイゼンしかつけれないなので、限界はあるが、よい面もある。

京王線のポスターで安全登山を思う

丹沢は、トレーニング場として、トータル70日以上は来ている。登山道からはずれたり、沢登をしたり、と大体わかった山と思っていた。 しかし、京王線のポスタを見て、なんだかわからない。何度も眺めて、ようやく、三角形の高いのは、大室、大室の右奥の山頂が不明瞭な山は鳥の胸、左手のコルは犬越と思うが、それでも、景色から現在地を推定するのは難しい。 道迷いはこんな感じで起こるようだ。







八ヶ岳・佐久・湯川周辺(アイスクライミング)

日時:2019年02月03日
目的:アイスクライミング
山行:八ヶ岳・佐久・湯川周辺 
メンバ:私、Nくん

アイスクライミングの練習にはよいところですが、最近の温暖化とクライミング人口の増加で、練習自体難しいものになりました。

Nくんと近くの駅で待ち合わせをして、林道を走りますが、すでに路肩には車が多く通過するのに時間を有します。林道終着点でUターンできないおじさんドライバーもいたりして困ったものです。

荷物を持って、ゲレンデで、いつも練習する6級クラスのバーティカル部分に到着します。氷のフォールラインに気をつけながら準備を行い、横の土手を登りトップロープを設定しました。

湯川でリードをするチームもいましたが、私はゲレンデはゲレンデとしてすばやく動きの動作をすべきと思っています。しかも標高が1300メートル位ですからリードするにはやや安全性に欠けます。案の定数日後にリード者の事故が起こっていました。湯川でリードはしない方がベストです。

そんなわけでトップロープで練習です。Nくんは初アイスでしたが、やはりボルダー強者なので登り切ります。特に、始めから難しいルートを練習しておけば、それが思考の基準となり、比較対象としてマインドセットされますから、なんとか苦労しても練習しておくべきなのです。

ふと、横を観ると、あまり経験のない人が氷のフォールラインにいます。アイスクライミングは必ず氷が落ちてきますから、フォールラインを避けるべきですが、それができない人は少し困るのです。一応注意しますが、チームのリーダーがしっかり管理してもらいたいです。知らぬ顔をしているリーダーにうんざりしますが、注意を促しました。

確かに、最近ガイドさんは土日の湯川を避けるようです。確かに、これほど人数が増え、しかも、危険予知に欠けられると事故に巻き込まれる可能性が増えます。そろそろ我々も場所を変える必要があるような気がしてきました。

何度か登り練習を終えると、手がパンプして心地よいトレーニングとなりました。

ありがとうございます。